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はじめの1週間は喫煙可能?チャンピックスの特徴とは

灰皿の中にあるタバコのフィルター

禁煙は、本人の意志だけで行うのはなかなか難しいものです。
タバコを吸うのを我慢していると、イライラするなどの禁断症状が出て、結局タバコに手を出してしまいます。
これは一種の中毒症状とも言えますが、なぜこのような症状が出てしまうのかというと、タバコを吸ってニコチンが体内に入ると、脳にあるニコチン受容体に結合してドーパミンという快感物質を放出するからです。

禁煙治療薬・チャンピックスの特徴は、ニコチン受容体をブロックしてタバコをおいしいと感じにくくすることです。
チャンピックスを服用する際は禁煙外来で医師の診断を受け、医師の指導の下、決められたスケジュールに沿って服用しますが、最初の1週間は喫煙可能、という特徴があります。
無理にタバコを我慢しなくてもよいのです。
チャンピックスによる禁煙のスケジュールは、0.5mg錠を1~3日目は1日1回、4~7日目は1日2回、というふうに増やしていきますが、この間は喫煙可能です。
そして8日目からは1mg錠を1日2回服用しつつ禁煙します。
チャンピックスによる禁煙は、最初からタバコを完全にやめるというわけではなく、段階的に進めていくので、心理的な障壁も低くチャレンジしやすいという特徴があります。

8日目からは禁煙可能ではなくなりますが、それまでにチャンピックスを服用していることもあり、体が徐々にタバコを欲しなくなってきています。
そのまま12週間服用と禁煙を続け、その間3回通院し、最後に最終診察を受けます。
これで禁煙治療はひととおり終了となります。
喫煙可能な期間を設け、徐々にタバコから卒業していく禁煙治療は、最終診察まできちんと終えた人では約半数の人が完全な禁煙に成功しています。